レンタルサーバーを比較するときの項目リスト

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ホスティング条件を検討するに当たって

ホスティング(レンタルサーバー)をするときには会社によって様々な条件があります。ここでは、それぞれの差がサイトの運営にどのように影響を与えるのか、また、目的によってどのような機能を備えていれば自分のやりたいことが満足にできるかを考えてみたいと思います。

ホスティング(レンタルサーバー)するにあたって難しい用語もあると思いますので、それらの簡単な解説も踏まえて、実際にホスティング先を選ぶときの参考にしてください。

検討項目一覧

初期費用 / 月額費用 / ドメイン取得 / ディスク容量 / メール / OS等 / CGI環境(Perl、PHP、SSI等) / データベース / IPアドレス / 転送量制限 / 共用ユーザー数 / バックボーン回線 / その他 / 管理機能 / コンテンツの制限

初期費用について

一番最初の契約時にかかってくる費用です。まれに毎年とられるようなところもありますが、基本的には自分のサーバースペースを開設するための設定料として徴収しているところがほとんどです。最近は競争も激化してきたためか、初期費用ゼロ!をうたい文句にしているところも多くなってきました。

やはり初期費用がないほうが心理的な面で利用しやすくなります。また、いまどこかでホスティングしているサイトを乗り換えるときなどにも、移転先に初期費用がないと、移転しやすいと思うためか、乗り換えキャンペーン等で初期費用無料としている会社も多々見かけます。

金額の相場については、その会社が初期費用というものをどう考えているかによって違うので、一概には比較できないのですが、ほぼ1月分というのが良く見るパターンです。

まれに、この費用にドメイン取得をあてているところもあります。初期費用がドメイン代ならかなりお得かもしれませんが、マーケティング的にみると、ぱっと見たときの感覚では、初期費用ゼロ!とうたった方がお得感が増す気がするのは私だけでしょうか?

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月額費用について(ランニングコスト)

これが、一番気になる金額です。毎月かならずかかる費用ですから、ここをいかに安く抑えることができるか、がポイントでしょう。最近は月額1000円を切るようなサービスも数多く登場し、一昔前から比べると驚くような値段でホスティングが可能となりました。

ただ、この月額費用については、これから述べる諸条件が会社によってかなり違います。ホスティング会社の世界も大手・中小とあるようで、この先の条件を値段と見比べながら検討していく必要がありそうですね。

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ドメイン取得・更新料

すみません。まだ書ききってません。

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ディスク容量

最近では月額1000円程度で100Mというサービスも珍しくなくなってきました。ただ、注意が必要なのは、この100Mがホームページスペースだけで100Mなのかメールボックスも含めて100なのか、という点です。

格安のサービスですと、たいていはメールボックスを含めて100Mというのが通常ですが、普通に考えて100Mというのはかなりの容量です。プロバイダーでもらえるディスクが10M程度で、メールボックスも5~10Mであることを考えると、この100Mというのは事実上無制限に近い数字なのかもしれません。

ただ、画像や動画を中心としたサイトを開いていると、この100Mがいっぱいになるということも考えられないわけではありません。そこで、追加でディスク容量を増やすことが可能か、また、増加した場合の費用等についてもチェックする必要があります。

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メールアカウントの数

ホスティングにはメールボックスもついてくることがほとんどですが、このボックスをいくつもてるのかもチェックしたい重要な項目です。通常ですと、10~20程度のアカウント、つまりメールを自分で作ることができて、それをコントロールパネルと呼ばれるような環境設定画面から自由に操作することができるところがほとんどです。

格安のサービスを契約したけれど、メールはひとつだけだった・・・というのも少し寂しいですよね。ですが、実際10個もあれば十分な数ではあると思います。

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サーバーマシンのOSおよびWebサーバーは?

サーバーマシン(ハード)のOSが何であるかはホスティングをする上ではあまり重要ではないかもしれません。ただ、ほとんどの会社がUnix系のOSで運用しています。具体的にはLinuxかBSD、またSunのコバルトOSといったものです。

ホスティングはサーバーマシンの一部を借りているだけのサービスなので、マシンそのものを使わない限りOSというのは意識することはないかもしれません。

ただ、Webサーバーとなると多少事情は変わってきます。Webサーバーとサーバーって違うの?と思われた方もいるかもしれませんが、基本的にサーバーとはソフトウェアのことを指します。便宜的にそのソフトウェアが動いているハードのことをサーバーと呼ぶことも多いですが、、、

このWebサーバーにどのようなソフトを使っているかで、CGIなどの動的なページを作り出す環境は変わってきます。

たとえば、サーバーがApacheの場合だと、htaccess等の設定ファイルが使えるか、Perlのパスは?パーミッションは?といった情報が必要ですし、マイクロソフトのIISだとASPは使えるか?といったように若干変わってきます。(あとで述べます。)

このあたりの情報はまったく乗せていない会社もあるようですが、なにもなければUnix系だと思えばほぼ間違いないと思います。

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CGI等のプログラム環境について

ホスティングを行う一番の動機としてCGI等によるプログラムを利用した動的なページ(簡単に言うと、掲示板やアンケート、ショッピングカート等)をしてみたいというのが一番大きいのではないかと思うので、ここはかなり重要です。

ホスティング会社が提供する各プランを念入りにチェックする必要がありそうです。また、その提供されている環境はかなり違うので、混乱してしまいがちにもなります。

CGIは使える?

ホスティングでCGIが利用できるかどうかは、以上のような目的でホスティングをしている場合は真っ先にチェックしたいところです。ただ、最近のサービスではCGIができて当たり前的な雰囲気ですので、まずCGIを利用できるのは間違いないと思います。では、それ以外にどのような内容をチェックするべきなのでしょうか?

CGIで使用できる言語は?

CGIというとプログラム言語のことだと思ってしまう方も最近少なくないようで、、、CGIはCommon Gateway Interfaceという規格の名前で、そこで使われるプログラム言語はなんでもかまいません。たいていはPerlということで、Perlがよく知られるようになったのですが、C言語やBasicだってかまわないのです。

Kent-Web等から無料のプログラムソースを取ってきて動かす分にはとりあえずPerlが使えれば問題ないですが、C言語などがつかえて、自分でプログラムができれば、できることの範囲が広がりますし、プログラムも高速で動きます。

CGIの動作条件は?

CGIも起動の仕方にいろいろあります。特にUnix系だと、どの権限によってCGI用プログラムが起動されるかによって、設定が微妙に違ってきます。以前借りていたサーバーで動いていたのに、新しいサーバーに移行したらまったく動かなくなった、、、というのはこのような動作条件の違いによる場合がほとんどです。

たまにホスティング会社のページを見ていると、「CGIはsu-Exec対応」とかかれています。これはOSがUnix系の場合の話なのですが、CGIというプログラムをその起動したユーザーの権限で動かすことができるということです。(その他、CGI用の特殊ユーザーで起動されたり、Nobodyだったりですが、、、)

su-Execで起動しているから安全!といううたい文句が多々見られますが、一概にそうも言えません。動いているCGI用のプログラムにセキュリティーホールでもあって、そこを狙われると、su-Execの場合逆に危険な場合もあるからです。

ただ、いままで自分が借りてきたホスティング環境を比較してみると、su-Execで動作したほうが便利なときがありますので、このあたりは好みになるのでしょうか?(すみません、この辺はあまり詳しくありません。)

また、動作条件の中にCGI用プログラムをどこで起動できるか?ということもあります。一部のホスティング会社では、CGIが動作する環境を「cgi-bin」フォルダーの中だけに限定していたり、拡張子を「.cgi」だけにしていたりします。

また、「cgi-bin」フォルダにはhtmlやgif等のファイルが置けない環境になっているサーバーもあり、もし乗り換え前のサーバーがこのような制約がない場合、サイトのリンク構成をかなり見直す必要も出てきます。ただ、ホスティング会社も何の意味もなくCGIの動作環境を制限しているのではなく、セキュリティーの観点からそうしているので、この辺も自分の目的に照らし合わせて、、、ということになるでしょう。

PHPは使える?

PHPはPerl同様にプログラム言語です。が、ある意味Web用に特化されており、最近かなり普及してきました。HTMLの中に記述するため、Perlよりも簡単に動的なページがつくりだせるとの評判です。PHPは通常、Webサーバー(くどいですが、ソフトです)のひとつのモジュールとなって動作するので、CGIを使って動的ページを作るよりも負荷が軽く、Web用として好ましいといわれています。

ただ、このPHPも、負荷が軽いといわれるのはあくまでWebサーバーに組み込まれて使われるときだけです。CGI用の一言語としてつかわれる場合にはPerlとかと同じということです。ただ、使える言語が多いというのは、サイトを作る自由度からいってもいいことですよね。

ASPは使える?

ASPはマイクロソフトのWebサーバーIISで動くPHPみたいなものです。文法等はVBスクリプト系で、当然ですが、Unix系のWebサーバーでは動くはずもありません。先ほども書きましたが、ホスティング会社の採用しているOSがUnix系ばかりなので、ASPができるホスティングサービスというのはかなり珍しいのかもしれません。

SSIは使える?

SSIとはServerSideIncludeという語の略で、これも動的にページを変化させるのに使う技術です。よくカウンターとかに使われていますが、CGI同様にセキュリティー等の関係で安いサービスとかだと使えないことが多いです。

htaccessは使える?

これは、使っているWebサーバーがApacheの場合だけですが、そのWebサーバーの設定を個別に変更できるファイルです。これが使えると、かなり大胆にサーバー環境を変えることができます。

たとえば、特定のIPアドレスやプロバイダーからのアクセスを制限したり、特定のフォルダにパスワードを設定したり、読み込めるファイルの種類を変更したりもできます。 また、NotFoundのメッセージを自分のサイト専用に書き換えるなんてこともできてしまうのです。さすがにこれは格安サーバーとかではついていないところがほとんどですね。ただ、使いこなすにはいろいろと勉強も必要です。(これはCGI等も同じですが・・・)

sendmailは使える?

これも言葉だけ知っているという人はかなりいるのではないかと思いますが、簡単にいうとメール送信サーバーです。Sendmailと書いていながら、実際はQmailだったりする場合がほとんどです。おそらくこれもセキュリティーの関係からでしょう。

これが使えると、メールアドレスを持たなくても自由にメールを送信できてしまいます。よく、掲示板などで、メールを隠したままメールが送れる機能とか、管理人へのご意見フォームなどで使われているのがまさにこれです。掲示板の投稿があるたびに管理人あてに内容を送信する、なんて使い方もできますし、Webメーラーみたいなこともできないこともありません。

ただ、これも、安いところだと実装していないところが多いです。これもセキュリティーが理由でしょう。だって、もしも自分が書いたプログラムが不具合でもあれば、そのSendmailを使って悪意の第三者からまったく知らない誰かに大量のスパムメールを出すことだってできてしまうからです。この点については、もしSendmailが使えるサービスだったとしても、実際使うときには気をつけたいものです。

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データベース(DBMS)について

データベースを使ってサイトを作ろうなどという人は、もうここを読む必要もないのかもしれません。通常、Kent-Web等で配布されている掲示板やチャット、サーチエンジンなども当然そのログやサーチデータをデータベースとして保存しています。

ただ、そのデータがテキストファイルであるため、掲示板やサーチエンジンの表示を行うときには、それらのデータを全て読み込んだり、検索時には全検索する必要があります。つまり、ある程度データ量が増えてくると、システム的に無理がかかってくる設計になっているわけです。(Kent-Web等でDBMSを意識したつくりにしていないのは、誰でもどんな環境でも動くということを前提に作っているためだと思います。)

それが、MySQLとはPostgreSQLと呼ばれるデータベース管理ソフト(通常DBMSと呼ばれます)を利用することができれば、かなり柔軟にデータベースの操作ができるようになるので、本格的なサーチエンジンやショッピングサイトが作れます。

Perlとかでそれらのプログラムを作成したとしても、データ管理の部分はデータベース管理ソフトに任せることができるので、プログラムもすっきりしますし、大規模なデータにも割りと簡単に対応できます。

ただ、簡単にと書いていますが、実際に使いこなすにはそれなりの知識は必要です。

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IPアドレスは共有か?

たいした話ではないのですが、独自ドメインをとってサイトを運営した場合、ドメインと対になるものとしてIPアドレスというものがあります。正確には、IPアドレスという意味のない数字に、意味を持たせて覚えやすくするためにドメインが存在するので、定義からいくと「IPの数>ドメイン名の数」ということになりそうなのですが、実際は「IP<ドメイン名」なのです。

値段の高いサービスになると、自分でIPアドレスをひとつもてますが、格安サービスになってくると、ひとつのIPで複数のドメイン名、つまりひとつのIPを他のユーザーの方の共有しているという場合がほとんどです。

普通にしている分には不便はないのですが、DNSが引けなくて、IPで自分のサイトにアクセスしたいときなどに、ちょっと不便なのと、古いブラウザでは表示できないことがあることくらいです。(IE2.0くらい古い場合ですが、、、)

自分も、安いほうがいいので、IPは特に自分でひとつ持つ必要はないかな・・・と思ってます。

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転送量に制限はあるか?

データの転送量というのは、普段ホームページを見る側としてはあまり気にしたこともないのですが、見せる側としてはそれだけネットワークにもサーバーにも負荷がかかるわけですから、データが流れた分量で課金して当然、という発想になります。

最近は月数Gという転送量制限のところもありますが、ミリオンヒットを飛ばしているようなスーパーサイトを運営されている方だとちょっと辛いかもしれませんね。

転送量無制限を売りにしているサイトでも、規約をよく読むと、「負荷がある場合は・・・」という文言がある場合が多く、アクセスが増えてきたらホスティング会社から、サービスを上のプランに移行するか、出て行くかを迫られた・・・という話も耳にします。嬉しいような悲しいような、なんともいえない悩みですね。

私のように、細々とやってるところには縁のない悩みです(^^;

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ハードを共用しているユーザーの数

これも、かなり重要です。公開していないところがほとんどなので、実態がつかめないのですが、結局ホスティングは1台のハードを多数で使うことになるので、1台に集約されるユーザーが増えれば増えるほど、アクセスしたときのスピードが下がります。

特に、最近のブロードバンド化で、回線スピードがネックになって遅い!ということはなくなりつつあります。結局サーバーの反応が早いか遅いかといことなので、共有している人数は重要ですよね。

これを公開しているホスティング会社はかなり良心的と言えるでしょう。

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バックボーン回線

これも、ハードの共有と同じくアクセススピードに影響を与える重要な要素です。ただ、ここにも数のマジックがあって、「太いから早い」というものでもなさそうです。ハード同様にバックボーン回線も結局他のユーザーと共有しているわけで、それがどこにつながっていて、何人くらいで共有されているか、という情報がわからないことには、あまり意味のない数字になってしまいます。

非常に良心的な会社では、IX等のネットワーク図に自分たちのサーバーがどこに位置するかまでを示したチャートを載せているところもあり、「すごい!」と思ったこともあります。これくらいしてくれないと、あまり意味はないでしょう。

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その他の機能(ML等)

以上の機能以外に、ホスティングサービスには色々と付加的機能がある場合があります。

たとえば、メーリングリストが使えるか、それが何ユーザーまで登録可能か?とか、ログの管理機能とか、CGI用プログラムを自分で作成しなくても、サンプルを提供してくれる機能とか、ショッピングモール用のカートプログラムを無料で貸してくれるサービス等、各社様々なものを提供してくれています。

これは我々ユーザーにとってはすごく嬉しいことで、今後もサービスの充実を期待したいですよね。あとは、自分のニーズに会ったものを選ぶだけですから。

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管理機能

これも、会社によって違います。自分のディスクスペースを管理する機能で、主なものとしては、下記のような機能が上げられます。

  • アクセスログ集計機能
  • ユーザー管理機能
  • メール設定機能
  • メーリングリスト設定機能
  • ファイル管理機能

これも、管理画面のサンプルを見せてくれる会社もあるので、それらを見比べて、どれが使いやすそうか選んでみてください。

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コンテンツの制限

これまで技術的なことばかり書いてきましたが、以外に盲点になるのがこのコンテンツ制限です。ちょっとエッチな内容のページを作ろう!とか、Web上で実行するゲームサイトやレンタル掲示板、チャットを運営しようと思ったら、ホスティング会社からクレームが、、、というのは珍しい話ではありません。

とくに格安でサービス提供しているところは、「負荷のかからない・・・」というのが大前提で低料金であるので、作成できるコンテンツに制限をしているところがほとんどです。

このあたりも料金によって条件が変わってくるので、要チェックですね!

(作成2003/04/1 by あいまい)

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日時: 2008年01月23日 14:13
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